『グルジェフの書いた 十牛図 的意味合いの含蓄する』
青春の或る日、この本に出会いました。他の「奇蹟を求めて」等というグルジェフ本は、知的に難解な感じでしたが、この本は物語形式で読みやすいと言う印象でした。
その後月日が流れました。わたしという現象の経験を通した時に、ふと、この本は 禅でいうところの 十牛図であったと 思い起こす次第です。
なぜそうであるかは、読者の内的経験におうところが大きいのでいわじ、いわじ、ということにしておきます。
でも、一つ一つの、エピソードが秀逸です。私は○○教授が、山に登り自然の美しさに感動する場面が好きです。